iPhone 12は光速の新充電技術を搭載するかもしれない

近年、スマートフォンの処理速度、グラフィックパワー、カメラ機能は驚くほど向上していますが、多くの消費者が最も欲しい機能の上位に何度もランクインするのが、バッテリー駆動時間の延長です。

しかし、スマートフォンが常に生命維持装置につながれているような状態では、せっかくの改良を生かすことは難しく、市場最大手のベンダーが大きな変化を起こそうと考えているのは、そのためです。

IT Homeによると、Apple、Huawei、OPPO、Samsungはいずれも窒化ガリウム(GaN)技術を使用して高速充電ソリューションを実現する計画だそうです。

ある論文では、「今年、Xiaomiと同規模の複数のメーカーがGaN電源アダプタをリリースする」とまで主張しており、おそらく上記のベンダーを指しているのでしょう。

AppleはiPhone 12と同時にGaN電源アダプタの発売を考えているのでは?

GaN技術はシリコンと似ていますが、GaN充電器はシリコンよりも部品点数が少なく、高電圧を維持することができます。

さらに、電流はGaNデバイスをより速く走ります。

細かい説明は省きますが、GaN充電器は、考えられるほぼすべての方法で、シリコン充電器よりも優れた性能を発揮するのです。

窒化ガリウムがどれほどの違いをもたらすかを知りたい方は、新しいXiaomi GaN USB Type-C 65W充電器をご覧ください。

この充電器は、Xiaomi Mi 10 Proをわずか45分間で0%から100%まで充電することが可能です。

また、このアクセサリーは、iPhone 11を同梱の5W充電器よりも50%速く充電することができると同社は述べています。

しかし、これらの携帯電話が実際に65Wの急速充電に対応していたら、どれだけ速くなるのか想像してみてください。

この記事の一番上の画像にあるように、Xiaomiの65W GaN充電器は信じられないほどコンパクトで、特に45W充電器よりも強力であることを考えると、その威力は計り知れないものがあります。

昨年、iPhone 11 Proと11 Pro Maxの箱に18Wのアダプターが入っていてショックを受けたように、Appleが2020年にGaN電源アダプターをリリースするとは考えにくいですが、Appleがこの技術に興味を持ったとされるだけでも、正しい方向への一歩と言えるのではないでしょうか。

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