テスラは、ユーザーエクスペリエンスを向上させることに強いこだわりを持っているのはもちろんのこと、常にイテレーションを繰り返すことに非常にフォーカスしている会社です。
このため、テスラは数日前にインターフェイスの改善と新機能を満載した新しいソフトウェア・アップデートの配布を開始しました。
最新のアップデートは2019.40.50で、ドライバーの視覚化の改善、音声コマンドの強化、さらにはキャンプモードと呼ばれるものなど、いくつかの気の利いた新機能が含まれています。
改善されたドライバの視覚化は、間違いなく束の中で最も興味深いものですが、我々は最初にキャンプモードに取り組むでしょう。
キャンプモードとは、その名の通り、車内で一夜を過ごす人のためのモードです。
テスラのリリースノートには、「キャンプモードが有効なとき、クルマは空気の流れ、温度、室内照明を維持し、音楽の再生、デバイスへの電源供給ができるようになりました」と書かれています。
また、このソフトウェア・アップデートにより、ドライバーは道路から目を離さずにテキスト・メッセージにアクセスすることが容易になります。
「テスラは、「右のスクロールホイールボタンを使って、テキストメッセージを読んだり、返信したりできるようになりました。
“新しいメッセージを受信したら、右スクロールホイールボタンを押してテキストメッセージを読み上げさせ、もう一度押すと声を出して応答することができます。
このアップデートはまた、特にドライバーがメディアコントロールの調整、テキストメッセージの送信、温度の微調整、サイドビューミラーのシフト、さらには近くの充電ステーションの検索を可能にする強化された音声コマンドを提供します。
また、音声コマンドでグローブボックスを開けることもできますが、それが実際にどの程度実用的なのかはわかりません。
しかし最終的には、こうした音声コマンドの充実により、ドライバーは道路に釘付けになり、より安全な運転ができるようになるはずです。
新しいドライビングビジュアライゼーションの改善については、ソフトウェアは、今後ゴミ箱、”ストップライト、ストップサイン、選択された道路標識 “などの役に立つオブジェクトをディスプレイに表示するようになります。
テスラソフトウェアのアップデートとしては、今回のものはかなり大きなもので、以下のビデオですべての新機能の概要を確認することができます。
ドライバーの視覚化の部分は、動画の7分あたりから始まります。