多くの人がさまざまな理由でFacebookを批判したがりますが、シンプルな現実として、ほとんどの人がFacebookのアカウントを削除することに抵抗があります。
ソーシャルネットワークの魅力は、単に大きすぎるのです。
とはいえ、口先だけでなく行動で示す有名人もいます。
自分が関心を持っている問題についてリップサービスしかしないセレブが多い中、スター・ウォーズのアイコンであるマーク・ハミルは、政治的広告に対する同社のスタンスを理由に、実際に余計なことをして自分のFacebookアカウントを削除したのである。
Facebookは最近、誤解を招くような政治的広告を積極的に規制したり、虚偽の情報を含む可能性のある広告の事実確認さえ行わない、と発表したのを覚えているだろうか。
フェイスブックの立場からすると、政治的な領域で真実を決定するのは自分たちではないと考えているのだ。
フェイスブックは、その決定が「人々は、自分たちを率いたいと願う人たちから、あらゆる点で意見を聞くことができるべきであり、彼らの言うことは公の場で精査され、議論されるべきであるという原則に基づいている」と指摘している。
ドナルド・トランプの予想外の台頭をフェイスブックが招いたと多くの人が非難していることを考えると、同社の姿勢は予想通り、怒りの声に事欠かないものであった。
そこで、ルーク・スカイウォーカーことマーク・ハミルは、ある種の象徴的なジェスチャーとして、実際に自分のFacebookアカウントを削除することにしたのである。
ハッシュタグ「PatriotismOverProfits」をつけたツイートで、ハミルは次のように述べた。
“とても残念だ。
果たして、このハミルの動きをきっかけに、自分のアカウントも削除するユーザーが続出するのだろうか。
それはないだろう。
フェイスブックの個人情報の取り扱いには多くの懸念があり、誤解を招くようなニュースの流布に関してはその一貫性のない姿勢は言うまでもないが、ソーシャルネットワーキングの巨人はここ数年、繁栄以外の何物でもないだろう。
売上高は年を追うごとに増加し、同社の株価は今週初め、史上最高値を記録した。
つまり、同社は数々の論争を軽々と切り抜けてきたのである。
Facebookの政治的広告に対するスタンスについて最後に述べると、同社は少なくとも、ユーザーが希望すれば、政治的広告の表示回数を減らすことができるようにする予定だ。